骨折をしてしまい、慌てて処置をしたつもりが、更に事態を悪化させてしまうこともあるかもしれません。適切な処置をできるように心がけましょう。

ポイント ・出血している場合は、その手当てをする。
・骨が突き出しているときは、その上に清潔なガーゼか布を当て、シーツなどでくるむ。
・副木を当て、傷病物が痛くない位置で固定する。副木は骨折部位の上下の間接より長くする。
・ただちに病院へ運ぶ
固定の仕方 骨折部位に副木を当て、骨折部位の上下を固定する。

三角巾で吊ったあと、さらに胸部を固定する。

骨折部位両側から、副木を当てる。骨折部位上下の間接が動かないよう固定する。

副木に使用できるもの 板・傘・ステッキ・段ボール・雑誌・新聞紙・毛布・敷布