傷病者の寝かせ方にも色々あります、場合に応じて的確な寝かせ方ができるようになりましょう。

意識の有無 ・意識があるとき
本人がいちばん楽だと希望する姿勢で寝かせる。

・意識がないとき
うつぶせ気味の横向きに寝かせ、頭を後ろにそらせる。上になったひざを軽く曲げ、
からだを安定させる回復体位。

顔色が青白いとき 腰から下を高くする。枕は入れない。
腹を強く打ったとき ひざの下に毛布やふとんを入れて、ひざを曲げさせる。
頭部のケガ、脳卒中(脳血管障害)の時 頭や肩を少し上げて、顔を横に向け、唾液が口から外に出るようにしておく。